§82. Victor ウッドコーンスピーカー EX-A150 を作る

 何となくスピーカーを描いてみたくなり、ビクターのウッドスピーカーの画像を探し当てたので描いてみました。このチュートリアルを作成しながら思ったことは、「もっと簡単なものにしておけば良かった」という悔恨の情のみ。外国のチュートリアルを参考にするだけでなく、最初からオリジナルのチュートリアルを幾つか含めるつもりだったのでトライしてみたのですが…。やるんじゃなかった…。シンドイと思うこと幾度か…。PhotoshopのチュートリアルをGIMPで簡略化しながら実行していくのも、それなりに骨が折れるのですが、それとは全く別の…、ともかく作成しました。しかし、見返し、実行し、確認するまでの気力はありませんでした。誤りや抜け落ちているところもあろうかと思いますが、ご寛容のほどを…

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     完成画像。

Step1-5 テーブルに相当する選択範囲にグラデーションを追加。

Step 1

 テーブルのテクスチャを描画する。

    1/ 新しい画像を作成します。

    ファイル>新しい画像

    サイズ=344×536
    背景=白

    2/ 背景レイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Table Texture
    背景=透明

    3/ 矩形選択ツールで選択範囲を作成します。

    4/ 描画色と背景色を変更します。

    描画色=dddddd(HTML表記)
    背景色=aaaaaa(HTML表記)

    5/ Table Textureレイヤー選択状態で、選択範囲にブレンドを適用します。

    設定:
      グラデーション=描画色から背景色 形状=線形 グラデーションの方向=上端から下端に真っ直ぐ。。。

Step2-1 テーブルに相当する選択範囲にRGBノイズを追加。

Step 2

 テーブルのテクスチャを描画する。

    1/ Table Textureレイヤー選択状態で、選択範囲にRGBノイズを追加します。

    フィルタ>ノイズ>RGBノイズ

    RGB独立=チェックを外す

Step3-1 テーブルに相当する選択範囲にモーションぼかしを適用。

Step 3

 テーブルのテクスチャを描画する。

    1/ Table Textureレイヤー選択状態で、選択範囲に モーションぼかし を適用します。

    フィルタ>ぼかし>モーションぼかし

    設定:
      ぼかしの種類=線形
      長さ=18
      角度=0 

Step4-3 テーブルの厚み部分の作成。

Step 4

 テーブルの各面を彩色。

    1/ Table Textureレイヤーをクリックした後、新規レイヤー(テーブルの厚み部分)を作成します。

    レイヤー名=Table Thick Color
    背景=透明

    2/ Table Textureの一番下の部分に選択範囲を作成し、Table Thick Colorレイヤー選択状態で任意の色で塗りつぶします。

    3/ Table Thick Colorレイヤーのプロパティを変更します。

    レイヤーモード=乗算
    不透明度=80

Step5-3 テーブルの表面部分の作成。

Step 5

 テーブルの各面を彩色。

    1/ Table Thick Colorレイヤーをクリックした後、新規レイヤー(テーブルの表面部分)を作成します。

    レイヤー名=Table Surface Color
    背景=透明

    2/ Table Textureの一番上の部分に選択範囲を作成し、Table Surface Colorレイヤー選択状態で任意の色で塗りつぶします。。

    3/ Table Surface Colorレイヤーのプロパティを変更します。

    レイヤーモード=乗算
    不透明度=70

Step6-3 テーブルの表面部分の作成。

Step 6

 テーブルの各面を彩色。

    1/ Table Thick Colorレイヤーをクリックした後、新規レイヤー(テーブルの角の部分)を作成します。

    レイヤー名=Table Corner Color
    背景=透明

    2/ Table Textureで色の塗られていない部分より少し大きめの選択範囲にし、Table Corner Colorレイヤー選択状態で任意の色で塗りつぶします。。

    3/ Table Surface Colorレイヤーのプロパティを変更します。

    レイヤーモード=オーバーレイ

Step7-4 壁紙にテクスチャを与え彩色。

Step 7

 壁紙の作成。

    1/ 背景レイヤーをクリックした後、、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=WallPaper
    背景=透明

    2/ WallPaperレイヤーをキャンバス地にします。

    フィルタ>芸術的効果>キャンバス地を適用

    設定:
      方向=右上
      深度=16

    3/ WallPaperレイヤーにGIMPressionistを適用します。

    フィルタ>芸術的効果>GIMPressionist

    設定:

    紙タブ
      リストボックスでの選択=canvas2.pgm

    ブラシタブ
      リストボックスでの選択=fabric.pgm
      選択=WallPaper

    4/ WallPaperレイヤーにカラーバランスを適用して彩色します。

    色>カラーバランス

    設定は任意です。

Step8-4 スピーカの前面全体を作成。

Step 8

 スピーカーボックス前面の作成。

    1/ レイヤータブの最上層に新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Speaker Front
    背景=透明

    2/ スピーカー前面にあたる部分の選択範囲を作成します。

    3/ 描画色と背景色を変更します。

    色は任意ですが、VictorのEX-A150の作成なので、類似の色を使用します。

    描画色=301a16(HTML表記)
    背景色=3e221b(HTML表記)

    4/ Speaker Frontレイヤー選択状態で、選択範囲にブレンドを適用します。。

    設定:

    グラデーション=描画色から背景色(RGB)
    形状=線形
    グラデーションの適用方向=選択範囲の上から下

Step9-2 左側コーナーの選択範囲。

Step9-3 新たに作成したSpeaker Cornerグラデーション。

Step9-4 左側コーナーの作成。

Step 9

 スピーカーボックス左側コーナーの作成。

    1/ Speaker Frontレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Speaker Left Corner
    背景=透明

    2/ スピーカーの左側角にあたる部分の選択範囲を作成します。

    3/ 新規グラデーションを作成します。

    作成したグラデーションは左図参照してください。

    グラデーション名=Speaker Corner

    4/ Speaker Left Cornerレイヤー選択状態で、選択範囲に今作成したブレンドを適用します。

    設定:
      グラデーション=Speaker Corner
      形状=線形
      グラデーションの適用方向=選択範囲の左から右

Step10-4 スピーカー右側面の作成。

Step 10

 スピーカーボックス右側の作成。

    1/ Speaker Left Cornerレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Speaker Right Side
    背景=透明

    2/ スピーカーの右側面にあたる部分の選択範囲を作成します。

    3/ 描画色を変更します。

    描画色=301a16(HTML表記)

    4/ Speaker Right Sideレイヤー選択状態で、選択範囲を描画色で塗りつぶします。

Step11-1 スピーカー右側角の選択範囲。

Step11-5 右側面に遠近法適用後のスピーカー。

Step 11

 スピーカーボックス右側コーナーの作成。

    1/ Step9で左側の曲面を作成したのと同様にして右側にも曲面用の選択範囲を作成します。

    2/ 描画色と背景色を変更します。

    描画色=301a16(HTML表記)
    背景色=3e221b(HTML表記)

    3/ Speaker Right Sideレイヤー選択状態で、選択範囲にブレンドを適用します。

    設定:
      グラデーション=描画色から背景色(RGB)
      形状=線形
      グラデーションの適用方向=選択範囲の左から右

    4/ Speaker Right Sideレイヤーから選択範囲を作成します。

    Speaker Right Sideレイヤーを右クリック>不透明部分を選択範囲に

    5/ Speaker Right Sideレイヤーの選択範囲に遠近法を適用し、左図のように変形します。

Step12-5 ツィーターの外形の作成。

Step 12

 ツィーターの外形の作成。

    1/ レイヤータブの最上層に新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Tweeter Outline
    背景=透明

    2/ 楕円選択ツールで、ツィーターの選択範囲を真円で作成します。

    3/ 描画色を変更します。

    描画色=36342d(HTML表記)

    4/ Tweeter Outlineレイヤー選択状態で、選択範囲を描画色で塗りつぶします。

    5/ Tweeter Outlineレイヤーで選択範囲にノイズを適用します。

    フィルタ>ノイズ>RGBノイズ

    設定:
      相関ノイズ=チェック
      RGB独立=チェックを外す

Step13-1 ツィーターの外形をリアルに。

Step 13

 ツィーターの外形をリアルに。

    1/ 選択状態を維持したまま、Tweeter OutlineレイヤーにInner Bevelを適用します。

    Script-Fu>Layer Effects>Bevel and Emboss

    設定:
      Style=Inner Bevel
      深さ=1
      方向=上
      サイズ=1

Step14-4 振動板内部を作成。

Step14-6 振動板輪郭線を作成。

Step 14

 ツィーターの振動板の作成。

    1/ レイヤータブの最上層に、振動板用の新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Tweeter Diaphragm Edge
    背景=透明

    2/ Tweeter Outlineレイヤーから選択範囲を作成します。

    Tweeter Outlineレイヤーを右クリック>不透明部分を選択範囲に

    3/ 選択範囲を縮小します。

    選択>選択範囲を縮小

    縮小量=18

    4/ Tweeter Diaphragm Edgeレイヤー選択状態で、選択範囲にブレンドを適用します。

    設定:

      描画色=黒
      背景色=413e35(HTML表記)
      グラデーション=描画色から背景色
      形状=放射状
      グラデーションの適用方向=選択範囲の中央から端

    5/ 描画色を変更します

    描画色=4e4b42(HTML表記)

    6/ Tweeter Diaphragm Edgeレイヤー選択状態で、選択範囲の境界線を描画します。

    編集>選択範囲の境界線を描画

    線スタイルを設定して描画
      線の幅=1.0
      描画色=チェック

Step15-4 センターキャップ(?)の輪郭線。

Step 15

 ツィーターのセンターキャップエッジ(?)の作成。

    1/ レイヤータブの最上層に、センターキャップエッジ?(名前を知らないので…)用の新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Tweeter CenterCap Outline
    背景=透明

    2/ Tweeter Outlineレイヤーの中央から小さな真円の選択範囲を作成し、選択範囲の境界線を描画します。

    編集>選択範囲の境界線を描画

    線スタイルを設定して描画
      線の幅=2.0
      描画色=チェック(描画色は4e4b42(HTML表記)のまま)

Step16-4 木製コーンの部分と回転・遠近法適用前の木のテクスチャ。

Step16-9 木製コーンの作成。

【NOTE】 上の二枚の画像は、Step 13で、Inner Bevelを大きく適用しすぎた画像です。作り直していません。悪しからずご了承ください。

Step 16

 ツィーターの木製コーンの作成。

    1/ Tweeter CenterCap Outlineレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Tweeter Wood Corn Selection
    背景=透明

    2/ Tweeter Outlineレイヤーの中央から小さな真円の選択範囲を作成し、Tweeter Wood Corn Selectionレイヤー選択状態で、選択範囲を任意の色で塗りつぶします。

    3/ CG Texturesから画像をダウンロードします。CG Textureは登録が必要ですが、画像はフリーで利用できます。ダウンロードした画像を別プロジェクトで開き、木目を縦にするために回転させた後、適切なサイズに変換します。その後、このプロジェクトのイメージウィンドウにドラッグドロップします。

    作例では、Wood>Fine カテゴリからWoodFine0010_S.jpgを使用しています。

    4/ ドラッグドロップした木のテクスチャのレイヤー名を変更します。

    レイヤー名=WoodFine

    5/ WoodFineレイヤーに遠近法を適用し、下をすぼめて斜めの木目にします。

    6/ Tweeter Wood Corn Selectionレイヤーの描画領域にWoodFineレイヤーを移動して重ねます。

    7/ Tweeter Wood Corn Selectionレイヤーから選択範囲を作成します。

    Tweeter Wood Cornレイヤーを右クリック>不透明部分を選択範囲に

    8/ 選択範囲を反転します。

    選択>選択範囲の反転

    9/ WoodFineレイヤー選択状態で、[Del]キーを押して不要部分を消去します。

    10/ Tweeter Wood Corn Selectionレイヤーを非表示にします。

    11/ WoodFineレイヤーのレイヤー名を変更します。

    レイヤー名=Tweeter Wood Corn

Step17-2 木製コーンをリアルに。

Step 17

 ツィーターの木製コーンをリアルに。

    1/ 選択範囲を解除します。

    選択>選択範囲を解除

    2/ Tweeter Wood Cornレイヤーをリアルにするため、ライト効果を適用します。

    フィルタ>照明と投影>ライト効果

    設定は任意。作例では、

    光源タブ
      位置X=-1.32
      位置Y=-1.77
      位置Z=1.00

    物質タブ
      発色=1.00
      明るさ=0.48

Step18-2 木製コーンの中央を黒で塗りつぶす。

Step 18

 ツィーターの木製コーンの作成。

    1/ Tweeter Wood Cornレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します

    レイヤー名=Tweeter Black
    背景=透明

    2/ Tweeter Outlineレイヤーの中央から、木製のコーンよりも小さな真円の選択範囲を作成し、Tweeter Blackレイヤー選択状態で、選択範囲を黒で塗りつぶします。

Step19-7 コーンキャップの選択範囲とブレンドの適用。

Step 19

 ツィーターのコーンキャップ?(名前を知らないので悪しからず)の作成。

    1/ Tweeter Wood Cornレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します

    レイヤー名=Tweeter Corn Cap Center
    背景=透明

    2/ 左図のような選択範囲を作成します。まず、Tweeter Blackレイヤーの内部に楕円選択ツールで真円の選択範囲を作成します。

    3/ 選択範囲をチャンネルに保存します。

    チャンネル名=Circle

    4/ 矩形選択ツールで選択範囲を作成しチャンネルに保存します。

    チャンネル名=Rectangle

    5/ チャンネルタブで、Circleチャンネルを選択範囲に追加します。

    Circleチャンネルを右クリック>選択範囲に加える

    6/ 描画色と背景色を変更します。

    描画色=858585(HTML表記)
    背景色=黒

    7/ Tweeter Corn Cap Centerレイヤー選択状態で、選択範囲にブレンドを適用します。

    設定:

      グラデーション=描画色から背景色
      形状=線形
      グラデーションの適用方向=選択範囲の左から右

Step20-2 コーンキャップ(?)をリアルに。

Tweeter作成終了時点のレイヤー構造。

Step 20

 ツィーターのコーンキャップ(?)をリアルに。

    1/ 選択範囲を解除します。

    選択>選択範囲を解除

    2/ Tweeter Corn Cap Centerレイヤーをリアルにするため、ライト効果を適用します。

    フィルタ>照明と投影>ライト効果

    設定は任意。作例では前回と同じです。

    光源タブ
      位置X=-1.32
      位置Y=-1.77
      位置Z=1.00

    物質タブ
      発色=1.00
      明るさ=0.48

    これで、ツィーターは終了です。次からウーファーの作成です。

Step21-5 ウーファーの外形の作成。

Step 21

 ウーファーの外形の作成。Step12,Step13と同じですが再掲しておきます。

    1/ レイヤータブの最上層に新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Woofer Outline
    背景=透明

    2/ 楕円選択ツールで、ウーファーの選択範囲を真円で作成します。

    3/ 描画色を変更します。

    描画色=36342d(HTML表記)

    4/ Woofer Outlineレイヤー選択状態で、選択範囲を描画色で塗りつぶします。

    5/ Woofer Outlineレイヤーで選択範囲にノイズを適用します。

    フィルタ>ノイズ>RGBノイズ

    設定:
      相関ノイズ=チェック
      RGB独立=チェックを外す

Step22-1 ウーファーの外形をリアルに。

Step 22

 ウーファーの外形をリアルに。

    1/ 選択状態を維持したまま、Woofer OutlineレイヤーにInner Bevelを適用します。

    Script-Fu>Layer Effects>Bevel and Emboss

    設定:
      Style=Inner Bevel
      深さ=1
      方向=上
      サイズ=1

Step23-3 振動板外形を作成。

Step 23

 ウーファーの振動板の作成。

    1/ レイヤータブの最上層に、振動板用の新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Woofer Diaphragm Edge
    背景=透明

    2/ 楕円選択ツールでWoofer Diaphragm Edge用の選択範囲を、Woofer Outlineレイヤーの中心位置から真円で作成します。Woofer Outlineレイヤーの不透明部分を選択範囲にした後、選択範囲を縮小しても可能です。

    3/ Woofer Diaphragm Edgeレイヤー選択状態で、選択範囲を黒で塗りつぶします。

Step24-2 波状構造用選択範囲。

Step24-4 波状構造。

Step 24

 ウーファーの振動板の波状構造の作成。

    1/ Woofer Diaphragm Edgeレイヤーをクリックした後、振動板の波状構造用の新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Woofer Large Wave
    背景=透明

    2/ 楕円選択ツールで左図のような選択範囲を作成します。

       ・ 大きな選択範囲を作成しチャンネルに保存
       ・ 選択範囲を縮小してチャンネルに保存
       ・ 大きな選択範囲のチャンネルから選択範囲を作成し、小さな選択範囲を引く

    3/ Woofer Large Waveレイヤー選択状態で、ブレンドを適用します。

    設定:
      グラデーション=Brushed Aluminium
      形状=放射状
      グラデーションの適用方向=選択範囲を描いた中心から端

    4/ Woofer Large Waveレイヤーに ぼかし を適用します。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=2

Step25-5 内側の波状構造の作成。

Step 25

 ウーファーの振動板の波状構造の作成。

    1/ 上のStep24と同様の方法で、少し小さい波状構造を作成します。

    レイヤー名=Woofer Small Wave
    背景=透明

    2/ 描画色と背景色を変更します。

    描画色=黒
    背景色=515151(HTML表記)

    3/ 波状構造用の選択範囲のうち、チャンネルタブで内側(小さい方)のチャンネルから選択範囲を作成し、ブレンドを適用します。

    設定:
      グラデーション=描画色から背景色(RGB)
      形状=放射状
      グラデーションの適用方向=選択範囲を描いた中心から端を多少越えて

    4/ 選択範囲を解除します。

    選択>選択範囲を解除

    5/ Woofer Small Waveレイヤーに ぼかし を適用します。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=2

Step26-2 ひん曲げるフィルタの設定。

Step26-2 ひん曲げた画像。

Step26-4 横方向に拡大した画像。

Step 26

 ウーファーのWoodコーン用のテクスチャの作成。

    1/ Woodコーン用にダウンロードしたCG Texturesからの画像を別プロジェクトで開き(ファイル>開く)、レイヤー名を変更します。

    レイヤー名=Wood Image

    2/ Wood Imageレイヤーをひん曲げます。

    フィルタ>変形>ひん曲げる

    設定は左図参照。

    3/ Wood Imageレイヤーを90度回転させます。

    画像>変換>時計回りに90度回転

    4/ Wood Imageレイヤーを縦に縮小し、横に引き伸ばします。

    【NOTE】 横に引き伸ばしたときキャンバスをオーバーすることがあります。この場合は、画像>キャンバスをレイヤーに合わせる を実行します。

    5/ Wood Imageレイヤーを、スピーカーのプロジェクトにドラッグ&ドロップします。

Step27-5 Woofer Woodコーン。

Step 27

 ウーファーのWoodコーンの作成。

    1/ ドロップしたWood Imageレイヤーを一旦非表示にします。

    2/ Wooferの画像の中心から楕円選択ツールで真円の選択範囲を作成します。

    3/ Wood Imageレイヤーを表示し、選択範囲を完全に被うように移動します。

    4/ 選択範囲を反転します。

    選択>選択範囲を反転

    5/ Wood Imageレイヤー選択状態で、[Del]キーを押して不要部分を削除します。

    6/ Wood Imageレイヤーのレイヤー名を変更します。

    レイヤー名=Woofer Wood Corn

Step28-1 Woofer Woodコーンの外周をストローク。

Step 28

 ウーファーのWoodコーンの外周を描画。

    1/ 選択範囲を維持したまま、Woofer Wood Cornレイヤー選択状態で、外周を描画します。

    Script-Fu>Layer Effects>Stroke

    設定:
      Blending Mode=Overlay
      サイズ=2
      Position=0.0

Step29-5 Woofer Woodコーンの内部を凹ませた感じに。

Step 29

 ウーファーのWoodコーンの内部を凹ませた感じに。

    1/ 選択範囲を縮小します。

    選択>選択範囲の縮小

    縮小量=2

    2/ Woofer Wood Corn-strokeレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Woofer Wood Corn Blend
    背景=透明

    3/ 描画色と背景色を変更します。

    描画色=黒
    背景色=aaaaaa(HTML表記)

    4/ Woofer Wood Corn Blendレイヤー選択状態で、選択範囲にブレンドを適用します。

    設定:
      グラデーション=描画色から背景色(RGB)
      形状=放射状
      グラデーションの適用方向=選択範囲を描いた中心から端を多少越えて

    5/ Woofer Wood Corn Blendレイヤーのレイヤーモードと不透明度を変更します。

    レイヤーモード=乗算
    不透明度=40

Step30-4 Woofer Woodコーンの中心部を削除。

Step 30

 ウーファーのWoodコーンの中心部用の範囲を削除。

    1/ Woofer Wood Cornレイヤー選択状態で、中心部に然程大きくない選択範囲を作成します。

    2/ Woofer Wood Cornレイヤーを複製します。

    Woofer Wood Cornレイヤーを右クリック>レイヤーを複製

    3/ Woofer Wood Cornコピーレイヤーのレイヤー名を変更し非表示にします。

    レイヤー名=Woofer Wood Corn Center

    4/ Woofer Wood Cornレイヤー選択状態で、[Del]キーを押し選択範囲を消去します。

Step31-4 Woofer Woodコーンの中心部のエッジをストローク。

Step 31

 ウーファーのWoodコーンの内周を描画。

    1/ 選択範囲を維持したまま、Woofer Wood Cornレイヤーにストロークを適用します。

    Script-Fu>Layer Effects>Stroke

    設定:
      Blending Mode=Overlay
      サイズ=2
      Position=0.0

Step32-4 Woofer Wood Corn Centerレイヤー中心部の作成。

Step 32

 ウーファーのWoodコーンの中心部を作成。

    1/ 選択範囲を維持したまま、Woofer Wood Corn Centerレイヤーを表示します。

    2/ 選択範囲を縮小します。

    選択>選択範囲を縮小

    縮小量=5

    3/ 選択範囲を反転します。

    選択>選択範囲の反転

    4/ Woofer Wood Corn Centerレイヤー選択範囲を表示し選択状態にした後、[Del]キーを押して、不要部分を削除します。

Step33-3 Woofer Wood Corn Centerレイヤー中心部を回転。

Step 33

 ウーファーのWoodコーン中心部を回転させる。

    1/ 選択範囲を解除します。

    選択>選択範囲を解除

    2/ 選択範囲を縮小します。

    選択>選択範囲を縮小

    縮小量=5

    3/ Woofer Wood Corn Centerレイヤーを90度回転します。 回転に伴い位置がズレるので、移動ツールで中心に移動させます。

Step34-1 Woofer Woodコーン中心部の縁を作成。

Step 34

 ウーファーのWoodコーン中心部の縁を作成。

    1/ Woofer Wood Corn Centerレイヤーの縁を作成します。Woofer Wood Corn Centerレイヤー選択状態で、ストロークを適用します。

    Script-Fu>Layer Effects>Stroke

    設定:
      Blending Mode=Overlay
      サイズ=2
      Position=0.0

Step35-3 Woofer Woodコーン中心部をリアルに。

Step 35

 ウーファーのWoodコーン中心部をリアルに。

    1/ Woofer Wood Corn Center-strokeレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Woofer Wood Corn Center Blend
    背景=透明

    2/ Woofer Wood Corn Center Blendレイヤーを選択状態にした後、ブレンドを適用します。

    設定:
      描画色=黒
      背景色=白
      グラデーション=描画色から背景色(RGB)
      形状=線形
      グラデーションの適用方向=右端から左端

    3/ Woofer Wood Corn Center Blendレイヤーの属性を変更します。

    レイヤーモード=オーバーレイ

Step36-1 Woofer Woodコーンにライト効果を適用。

Step 36

 ウーファーのWoodコーンにライト効果を適用。

    1/ Woofer Wood Corn Centerレイヤーをクリックし、選択状態にした後、ライト効果を適用します。

    フィルタ>照明と投影>ライト効果

    設定:

    物質マップ
      発色=0.66
      明るさ=0.62
      光沢=27.61

Step37-1 Woofer フレームを少しぼかす。

Step 37

 ウーファーのフレーム部分のノイズの減少。

    1/ ウーファーのフレーム部分のノイズをぼかします。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=1.0

Step38-5 適切な位置に移動させた4ヶ所のビス穴とBis穴の選択範囲。

Step 38

 留め具の作成。

    1/ ツィーターとウーファーのフレーム用の留め具を作成します。まず、ウーファーのビス用の穴を作成します。Woofer Wood Corn Center Blendレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Bis Hole
    背景=透明

    2/ ウーファーのフレームに小さな選択範囲を作成します。

    3/ Bis Holeレイヤー選択状態で、選択範囲を黒で塗りつぶします。

    4/ Bis Holeレイヤーを三つ複製します。

    Bis Holeレイヤーを右クリック>レイヤーを複製(この操作を三回実行します)

    5/ Bis Holeコピー、Bis Holeコピー#1、Bis Holeコピー#2レイヤーを適切な位置に移動します。

Step39-6 Wooferをビス留め。

Step 39

 留め具の作成。

    1/ 次にビスを作成します。Bis Holeコピー#2レイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Bis
    背景=透明

    2/ 選択範囲を縮小します。

    選択>選択範囲を縮小

    縮小量=1

    3/ Bisレイヤー選択状態で、選択範囲にブレンドを適用します。

    設定:
      描画色=黒
      背景色=白
      グラデーション=背景色から描画色(RGB)
      形状=線形
      グラデーションの適用=選択範囲を越えて右側から選択範囲の左端

    4/ Bisレイヤーにブラシを適用し、中央に黒の十字を作成します。

    5/ Bisレイヤーを三つ複製します。

    Bisレイヤーを右クリック>レイヤーを複製(この操作を三回実行します)

    6/ Bisコピー、Bisコピー#1、Bisコピー#2レイヤーを適切な位置に移動します。

Step40-6 Tweeterをビス留め。

Step 40

 留め具の作成。

    1/ ツィーターにビスを適用します。Bisコピー#2レイヤーを四つ複製します。

    Bisコピー#2レイヤーを右クリック>レイヤーを複製(この操作を4回行います)

    2/ ツィーターの適切な位置にビスを移動させます。

    3/ ツィーター用のビスのレイヤー名を変更します。

    レイヤー名=それぞれ、Tweeter Bis、Tweeter Bis コピー、Tweeter Bis コピー#1、Tweeter Bis コピー#2

Step41-3 LOGOの追加。

Step 41

 ロゴを入れる。

    1/ 適当なロゴ文字を入力します。

    2/ Speaker Box Frontレイヤーをクリックし、バンプマップを適用します。

    設定は任意。作例では:
      バンプマップ=1/で作成したテキスト
      マップの種類=線形
      暗くならないように補正する=チェック
      反転バンプマップ=チェック
      方向=191.74
      持ち上げ=24.82
      深度=5
      Xオフセット=-100
      Yオフセット=-401

    3/ 1/で作成した、テキストレイヤーのプロパティを変更します。

    レイヤーモード=微粒結合
    不透明度=60.0

Step42-4 スピーカー底部の影の作成。

Step 42

 スピーカー底部に影をつける。

    1/ Table Surface Colorレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Bottom Shadow
    背景=透明

    2/ ペンツールを用いて左図のような選択範囲を作成します。

    3/ Bottom Shadowレイヤーをクリックした後、選択範囲を黒で塗りつぶします。

    4/ Bottom Shadowレイヤーにドロップシャドーを適用します。

    フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし

    ぼかし半径=5

Step43-2 スピーカー底部の足。

Step 43

 スピーカー底部に足をつける。

    1/ Bottom Shadowレイヤーをクリックした後、新規レイヤーを作成します。

    レイヤー名=Footer
    背景=透明

    2/ 矩形選択ツールで選択範囲を作成し、Footerレイヤー選択状態でブレンドを適用します。

    設定:
      グラデーション=Golden
      形状=線形
      グラデーションの適用=選択範囲の右から左

Step44-4 スピーカー全体に影をつける。

Step 44

 スピーカー全体の影をつける。

    1/ Speaker Box Frontレイヤーから選択範囲を作成します。

    Speaker Box Frontレイヤーを右クリック>不透明部分を選択範囲に

    2/ Speaker Box Frontレイヤーにドロップシャドーを適用します。

    フィルタ>照明と投影>ドロップシャドー

    設定はDefaultのまま。

    3/ Speaker Box Right Sideレイヤーから選択範囲を作成します。

    Speaker Box Right Sideレイヤーを右クリック>不透明部分を選択範囲に

    4/ Speaker Box Right Sideレイヤーにドロップシャドーを適用します。

    フィルタ>照明と投影>ドロップシャドー

    設定はDefaultのまま。

    最後にテーブルにスピーカーの反射面。スピーカーの右側面に壁紙の反射を作成して終了です。

完成図は反射面を作成しています。

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初版作成: 2011/01/01
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